ryu.です。
気分が何かしらで落ち込んでいる時とかって、普段聴いてる曲の歌詞が絶妙に滲みて感じますよね。
失恋した後に恋愛ソングを聴いたりなんかすると涙が溢れそうになる、みたいな経験をした人もいるかと思いますがそんな感じです。
Official髭男dismの「Lost in my room」という曲があるのですが、最近とある理由で結構歌詞の意味を重く考えてしまう時もあります。ちなみにこの曲、藤原さんお馴染みの透明感がありながら力強いハイトーンを使った、というより美麗なファルセットを存分に組み込んだ曲になっています。SEKAI NO OWARIさんの「SOS」でも似たような衝撃を覚えたのは割と記憶に残っていますね。
「Pretender」や「宿命」のような雰囲気とはまた違う、いわば日常的な苦悩を生々しく描いた曲です。ここまで多彩な曲生み出せるのは感服としか言いようがないです。
対面の実習が始まった今、同級生について結構よく知る機会が増えてくるのですが、皆のキャパや能力の高さには驚くばかりです。今の段階から研究室にお邪魔して基礎研究に没頭している人や、趣味やサークルとして何か活動している人もそのレベルは人並みはずれています。
神様不公平だろ。
アルバム「Editorial」の1番最後に収録されているこの曲は、藤原さんの「芸術・創造に対する苦悩やジレンマ」を歌った(と私は解釈してます)ものです。
分かりにくくて 夢などなくて 親切心など微塵もない
だとしても この耳に聞こえてる いつも 今も
暮らしがあって 家庭があって 愛すべき仲間に溢れ
臆病な自分自身との話し合いは終わらない何も決まらない 大傑作の背中ばかりを見つめ
その主人公に似せた僕になれど
何をしよう? 何を描こう? 自分らしさなどどこにもない
I’m sorry my baby 家にまだ帰れない
そんな「大傑作」な同期たちに憧れる傍ら、何をするにも臆病なままでいてしまう自分に結構嫌気が差してきています。かと言って彼らの背中を見つめて追いかけるだけでは「僕らしい」主人公になんかなれるわけがありません。
無論、現状取っている講義や実習の勉強など与えられた課題をこなすのには別に支障ないですし、我ながら遊びや恋愛も不相応なくらいには充実しています。しかし、高校時に潰れだけの期待を背負ってまで努力した以上、ここに来たからには何かしらそれ以上の「何か」をやってみたいものです。
ただ、周りの誰もがそうというわけではないですし、皆が皆いろんなことをやっていると思い込んでいる節もあります。それに、私も周りの優秀な人材に凹まされて穴に籠るためにここに来たわけではありません。おそらく時期こそ遅かれど地方出身の身として当然の洗礼を浴びているに過ぎないことでしょう。研究に興味がある身として少なからず動き始めていますし、それ以外のことでもまた然りです。
とはいえなんだかんだ、僕が家に着く時には夜は明けていそうですがね。
以上、ちょっとしたぼやきでした。
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