内職を抱きて淵に入るか

受験全般・メンタル面

…地球にはこんな言葉がある。

石を抱きて淵に入る

自分から石を抱いて、川の深いところに入っていくなど無謀なことだ。何も顧みず内職をしようとしているそこのお前も、実際は災難や危険を招くようなことをしているだけなのではないのか?

ryu.です。
…まあこれ、とあるキャラクターのパロディセリフなんですけどね。同じor近い世代の人であれば、子供の頃イナズマイレブンに死ぬほどハマっていた人も多いのでは。ちなみに彼の諺で好きなのは「思う念力岩をも通す」です。高い志を持つ者はかくありたいですね。

本題に入ろう

さてさて、本題に戻りますが、受験を控えている人にとっては学校の進度と自分のやりたい勉強との乖離でイライラしている人も多いのではないでしょうか。まあイライラとまでは行かずとも、退屈になってノートに支離滅裂な文字列や絵を出力していたとか、気がついたら額の赤さを友達に笑われてたとかはあるでしょう。

そこで浮かぶ手段が学校の授業を聞かずに自分のやりたいことをやってしまおう、ということです。これを人々は「内職」と呼びます。まあ厳密にいうと辞書で「内職」を引いたら3番目くらいに出てくる意味なんですけどねこれ。

質問箱等で内職の是非や授業に対する文句みたいなのは山ほど聞きますし、現に質問箱の回答を一度まとめたページで自分の考えを紹介していたはずです。(メモ:リンク貼る)しかし、質問箱での質問が再び増えてきた現在、ここでもう一度紹介しておくことで皆さんの勉強の質の向上に少しでも貢献できたらと思い、今回このページを書くことにしました。

自分がまず内職をどう思っているか

最初に言っておきますが、自分は内職を全然容認する立場にあります。現に、自分が意味がないと感じているものに対してリソースを割く理由があまりないですしね。

しかし、殊に先駆者のいるタイプの学業においては、「内職というのは異端的な立場である」という風に認識しておいた方が色々と便利かと思います。そう考えておいた方が色々と気が楽だぞ、というだけで「打たれる覚悟はしておけよ、この中途半端に出てる杭ごときが!」ということが言いたいのではありません。

内職の利点

まあ一番の利点としては、自分で勉強できる時間が単純に増加することで勉強量の直接的な増加に繋げることができるという点です。特に現役生にとっては自由に勉強時間を確保できない上、かなり時間の制約を食いやすい授業の時間すら有効活用することができるというのは単純に大きな違いになると言えるはずです。

また、全体主義的な学校の授業と違って、自分にとって必要な勉強だけを抽出して個人主義的に勉強ができるという点でも優れていると言っていいでしょう。これも同じような理由ですね。おそらく内職をしようかと考える大半の理由はここに集約されると言っても過言ではないかと思います。

内職の前に一度確認してみて

ただ、以前のブログでも書いた通り、自分の求めている需要と学校の授業から得られる供給との均衡の想定が果たして実際の自分に見合っているものなのか、今一度見てみるといいでしょう。つまり自分が不必要と割り切っている授業が本当にそこまで無価値なものなのか、そして自分はその行動をするに足る実力にあるのかという話です。

内職をすることで失うものも色々とあるのが正直なところです。全部が全部上手いようにいくとは限らないのが世の常というやつですな。
具体的に言うとどんなもんかというのを次のページで書こうと思います。

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