5. 文系の数学 実戦力向上編

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For:文系の上位層を狙いたい&実力は中堅程度
To:難関大文系の数学問題攻略可能程度
CAUTION:問題や分野により難易度の差が大きい
Comment:文理とか関係なくエッセンスとしてデカい存在かなと。

続いてはこちらの参考書。文系の数学参考書はそれなりに数がありますが、かなり実力養成に適した参考書ではないかと思います。
まず、基本的な構成としてはFocus Goldや青チャートなどと変化はないのですが、この参考書はより実戦的かつ根幹的な部分に重きを置いています。さらにこうした定石的な解法・戦法が分野ごとに並んでいるというのは学習者としても知識の体系化がかなりしやすくなるので、実力をつけるにはかなりもってこいです。より問われやすい部分や難度の高い部分・複雑な部分等は問題数の比重が大きかったりと、(文系数学に特化こそしているが)高度なベースとなる力を身につけるにはかなりの適任と言えるでしょう。

加えて、同種の参考書と比較しても解説・解答でのポイントが丁寧なのでしっかり読み込めるとより良い知識が得られることでしょう。結構文字が詰まっていたので読むことが億劫になってしまいがちな感じではありましたが…。また、注意点として上にも挙げましたが、やはり問題の難易度の差が大きいというのはあるのでそこには注意してください。

6. 化学標準問題精講

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For:化学の基礎が定着してもっと高度な力をつけたい
To:難関大化学攻略可能ライン
CAUTION:他教科(物理除く)の標問シリーズより基準は高いので注意
Comment:改めてみたが『化学の新演習』と双肩を担えるレベルの良書。

続いては化学の問題集。どの教科にもある「標準問題精講」シリーズの化学版ですが、こちらは難易度としては他の教科のそれよりも比較的高い印象があります。が、問題の題材自体もかなり優秀なので、基礎をあらかた定着した後でのレベルアップ用の問題集としては全然アリと思われます。

新演習より問題数こそ絞られており多少退屈な問題も見受けられますが、それでも質的に劣らない網羅性と難易度の幅広さを備えているので新演習の代役としてもかなり重宝するのではないでしょうか。ただし注意として、解説や要点のまとめ(特にこっち)は丁寧ですが解答と一緒に付いてるパターンなので、そこは個人の好みや自分がそれで十分対応で切るかで判断してください。また、分野によって難易度の差が大きいのは要注意かもしれないですね(全体的に勾配が大きめだから途中で挫けちゃう可能性ありか?)。

最後に………
ぶっちゃけサムネの文字うっすいな〜って思った人。俺がシンプルにミスったわ、ごめん。

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