3. 英文読解入門 基本はここだ!

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For:英文法の基礎ができ読解に入ろうとする人からその上まで幅広く
To:英文解釈の基礎定着/実用的なラインには未到達か
CAUTION:演習書というよりあくまで読みがメイン
Comment:初学の段階でなくても正直かなりオススメ。

本当の初学者向けの英文解釈本。というか初学者かどうかに関わらずかなりオススメ。これから始めると以降の英語の文章に対してかなり咀嚼力が増して挑めるのではないでしょうか。基礎英文問題精講のような演習書として使う参考書というよりは、参考書や教科書みたく「読むための本」として使うべきものかなと思います。あくまで個人的な価値観ですが、「一回全体を通読→その後これよりレベルの高い参考書に当たって辞書的な使い方をするために戻ってくる」といった使い方をするのが賢明かなと思いますね。

英文解釈にあたって必要な本当の基礎からさらっている上、読解のエッセンスとしてかなり重要な内容も入っているので読んでおくべきと銘打ってもいいかもしれないですね。ただし、時折難度の高い文章がでてくるのでこうした文章をしっかりと蔑ろにせずに取り組んでいけるかどうかはこの参考書に取り組む上でかなり重要な気がします。

4. 新・英作文ノート

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For:英作文の勉強をこれから始める人、(主に動詞の)表現を鍛えたい人
To:英作文の「ここなんて訳そうかな…」が多少無くなる程度
CAUTION:高度な文法面・和文和訳などは鍛えにくい
Comment:表現の多彩さには直結しそう。メモがてらちょいちょい見る感じ?

どちらかと言うと表現力養成をターゲットにした参考書であり、z会の英作文テキストみたいな印象(英作文の豊かな表現的な意味ではまあ劣るが、語彙的な部分は文句なしかと)ですね。これも一つ前の『基本はここだ!』同様に、問題集として一周して「はいおわり〜」みたいな使い方というよりは、一度回してあらかたの知識を詰め込んでおいてから必要な時に適宜戻ってくるのがいいのではないでしょうか。英語は月並みな表現においてもそれぞれの動詞に応じて異なるニュアンスや使い方がありますので、こうしたものを確認できるという意味ではかなり良書ですね。英作文始める段階でこれを押さえるのは全然ありだと思います。
また最後にデザイン的なことだけ触れておくと、かなり小さく薄い割に内容がギッチギチに詰まっているのが個人的にはポイント高めですね。

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