2020.8. 1Sターム終了

ryu.です。
今日から8月。なんとか激動の期末試験andレポートラッシュを乗り切れました。単位に関してはひとまず問題なさそうなので一安心ですが、やはりいい成績は取りたいものなのでまだ何とも宙ぶらりんな感じですね…。
とりあえずやること自体は終わったのでここからブログを再開していきます。前回の記事は完全に復活詐欺になっていましたね、申し訳ありません。

近況報告

まずは今日から夏休みに入ったので、ここからは東大での授業や生活についても少しずつ触れていこうと思います。1S全体の感想ですが、個人的に結構やらなければならないことなどが多くて大変でした。慣れないオンライン形式ということや内容が非常に高度になってきていることなどもあって学問としては習得をちゃんと出来ているのか怪しいです…。これは夏に復習ですね。まあテスト自体はきちっと解けるところは解けたのですがね。
秋学期やる内容などに関しても最近から新しく始めることにしましたし(電磁気学、化学、解析学等)。あとは英語(特にリスニング)を少し鍛えようかなと言った感じですかね。もちろん遊んだりピアノを練習したりなども色々やろうとは思っています。

あとは本当にどうでもいい私的な話を。先日高校卒業以来の友人(同校出身ではない)と一緒にご飯を食べに行ったのですが、会った瞬間に自分だと認識されなかったんですよね。確かに高校の時と比べたら髪の毛は相当伸ばしましたが、自分としてはそこまで変わらないと思うんですけど…。ちょっと違いますが、高校卒業直後の同窓会(中学)で女子が揃いも揃って髪を染めていたり男子も含めてイメチェンしていたりを見てみんなの変貌ぶりに驚嘆していたのを思い出しました。
あれほんの4ヶ月前の話なんですよね。合格発表前の話です。1Sセメスターはやることに振り回されていたのもあってなんだかんだあっという間だった気がしますが、合格発表は遠い昔の話のように思えてしまってなんか不思議な気分です。

今年の受験はどうなるのか

さてちょっと真面目な話に。今年はコロナの状況を鑑みて大学入試に使われる範囲を縮小させるかという議論が各大学で出ており、そろそろ各大学の見解が出始めているようです。今日は最後に、それについて自分の意見をそれなりに述べていこうかなと思います。

個別の入試を中止して共通テストのみで判断する大学や、範囲はそのままにして実施する大学等様々な対応例が発表されているわけですが、個人的には範囲の縮小にはあまり賛同できないというのが正直なところですね。というのも、当然大学に入ってからの学習は高校までの知識は入っていて当然としてさらに高度な内容をやっていくわけですから、人によってはその基礎が十分でないままに大学の意味わからないくらい難しい講義に挑んでいくわけで、少なからずそれには無理があります。もちろん、高校でやったことをやらないわけではありませんが、あくまでそこは初歩的な部分として講義の最初の方でパパッと片付けられてしまうケースが多いのではないでしょうか(当然例外あり)。とは言え、学校や教育体制による格差があるのも事実ですし、なんの配慮もないというのは酷な話です。

そこで独自に各大学の見解を調べましたが、気になったのは東大の募集要項です。

休校が長期化した高校で授業が遅れたことについて、福田裕穂理事・副学長(入試担当)は、東大の教員が個別に高校教員に聞き取りをした結果として「(入試までに)遅れはほぼ解消できる」と指摘。出題範囲は変更しない。一方で、「(東大入試は)細部の知識をみえるのではなく、総合的な知識をみる問題になっている。問題のリード文を工夫するつもり」と語り、一部の知識がなくても、解答できるよう出題方法を配慮する考えを示した。

どちらを選ぶかで有利不利が分かれる可能性があることについて、福田理事は「柔軟にやらないといけない。何点で足切りをするという一次選抜をするのではない必要があるかもしれない。本来受かるべき人を落としてはいけない」と話し、状況によって、共通テストの成績による第一次選抜の実施方法に配慮する可能性を示唆した

いずれもyahooニュース『東大が入試のコロナ対応を発表…』から引用

この文言からすれば、個人的にはこれが理想解ではないでしょうか。本当にどの立場から言ってんだと言われかねないような上から目線の言い様で申し訳ないのですが。
おそらく東大の化学で出てくるような、「見慣れない題材についてはリード文で手がかりを散らしたり誘導を丁寧に行なったりする」というのが応用される形だと思います。ここまで東大のレポート課題や試験問題を見てきた身から言いますが、十分にこれは可能だと思いますし、公平性もある程度は担保される形式になると思います。大学側も言っている通り、細部よりも総合的な内容やそれを司る思考力こそ受験生側に求めているからこそだと思います。
(補足:もちろん知っている人が当然有利ではあるのですが、あまりよく知らない人が同じ問題をやったとしても十分太刀打ちしていけるだけの問い方になることと思います。逆に言えば、そうした思考力こそがこの大学の求めているものであり、それを見極めんとした故の策なのだと思います。おそらくすべての分野をわかってこそのものではあるので東大側もこれが最適解と思っているかどうかはわかりませんが。)

また、このように発展的は学習内容で補足説明を付記する大学もありますので、ある程度は安心してもいいのかもしれませんね。

令和3年度入試に限り,本学が「発展的な学習内容」であると判断した事項については,設問中に補足事項等を記載します。

北海道大学 入学者選抜要項 17ページより引用

いずれにせよ、こうした状況の中では何かしらの配慮はなされると思っていいでしょう。ただ、大学に進学して以降を考えるとあまり大きな変更はなされないものと思います。そのため、くれぐれも範囲の縮小を期待して進めていくというのはやめておいてくださいね?
現段階で授業範囲が終わっていないという方も当然いるはずですし、夏休みすらまとまった時間を確保することができないという方もいると思います。ですが、受験に関してはここからが本番と言っていいでしょう。こうした状況でなくても秋になっていくにつれ自分の実力に絶望して志望校を下げたり、ストレスに潰れて脱落したりしてしまう人が出てき始めます。結局は自分の心がそこにどれほど向いているかも非常に重要なファクターです。
逆境から頑張るということは素晴らしいことです。たまにはもちろん公の面前で愚痴を吐くということもあっていいでしょう。ですが、その中でも闘志は消えないように頑張っていってほしいです。

今回の内容に関しては自分の意見がすべてこの記事に出せたかはわかりませんし、みなさんの意見も聞いてみたいところが自分としてもありますので、下のコメントやサイトに設置しているこちらのお問い合わせフォームからもみなさんの意見書いてほしい範囲の内容等のリクエスト等(例:有機化学の芳香族のとこ、極限のこの辺り、等/こちらはフォームの方を推奨)を募集していますので、是非そちらも利用してください。
以上、今日の記事はこのくらいにします。明日からはきちんと毎日を目指して頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします。

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