処理力の鬼

受験全般・メンタル面

ryu.です。
最近はテストの影響でなかなか記事を出せていませんでしたが、テストが少しづつ進んできているので、また再開していこうかなと思います。そんなわけで、再開後一発目の記事です、どうぞ!
というかまだ1年生の定期期間ごときでこんなに更新頻度が下がるのは個人的になんとも…笑

物量。

さてさてその期末試験の中で、一昨日の7/20に自分は基礎統計の定期試験がありました。が、オンライン試験という関係上、やはり不正の横行を避けようとするわけですが、いかんせん分量が多すぎるわけですよ。完全に一個人の感想に過ぎないのですが、明らかに40分で解かせる内容ではないんですよね(笑)。過去問にあった分量と対して変わらなかったのに向こうは90分ですよ?もちろん、完全のここの点数がそのまま点数になるとは思っていませんが(周りができていたらそれはしょうがないが多分あの量は無理)、どうなるのか結構不安です。
ここで少し思ったのが、去年のセンター数学2B。圧倒的物量がかなり印象に残っていますし、自分も当時過去問で出していた回答時間の倍くらいかかったのを覚えています(本番は確か40分程度とか)。大問全てハ行までマーク欄はあり、難易度も当然バカにはならない。結果全部あっていたからいいのですが、会場は終わった瞬間にお葬式状態でしたね…。泣き出す人…がいたかは覚えていませんが、休憩時間になってもショックからか立ち上がる人、一人もいませんでした。個人的にはあれを文系で満点近くとっていた自分の友人(現役文Ⅱ)の方が意味が分かりません…。
よく数学ができる人は単純な計算が案外遅い人もいる、という話を聞くと思います。無論、処理力と難問解決力は別物かなと自分も考えています。しかし、大学入試という勝負の中では、どちらの能力にも長けていることが必要だと思います。普段言っている英語長文の読み方などとも関連した話ではありますが、緩急をつけて取り組んでいくのが大切というわけですな。

処理力を上げる

自分としては結構この処理スピードや計算等の速度には自信があります。では、最近少し聞かれたことがあるのですが、処理力をどう鍛えていくかについて少し自分なりに考えてみました。

経験を積むのがまずは大事

とは言ったところで、計算速度や文章の処理スピードなど、普通に考えて自分の経験によって身につくものであることには変わりありません。そのため普段の勉強から少しづつ鍛えていくことが一番重要かなというふうに思います。計算であれば数学の単純計算の問題や化学の実数値計算式の問題等、複雑な処理を必要とする計算は様々な場面で登場すると思います。こうした計算は演習の中で面倒臭くなってしまいがちですが、こうした力のためにも自力でやっておくのが良いです…。
また、計算のみならず、細かい所作にも速度の差が出るケースが多いです。次の問題へ移るスピードや字を書く/下書きするスピード等、改めて自分が解いている部分を客観視してみてみると、意外に気づきがあるかもしれません。自分は結構「とっかかりや字を書くのが速い」など周りから言われていたと思いますし、小学校の時に公文で、そして中学校のテスト前課題などでかなり計算慣れをしていたのが効いていたのかもしれません。

書きながら考える、判断力、計算のノウハウ等

また、この記事を書くにあたって、改めて自分の問題を解いている時の様子やツイッターに流していたタイムラプスの映像を見返してみました。書くスピードが速いのはそうなのですが、「書く」と「考える」を別々にやっていたのではありえない速度感なんですよね。おそらく計算をしている時も常に計算以外の何かを考えているだけの余裕がいつもあるように思いますし、難問を考えている時さえも常にシャーペンが紙の上を動いている感じです。これに関してはやろうと思ってたやすく身につくものではないかもしれませんが、先に書いた通り、自分が解いている姿を一度確認してみることで何か改善点が見つかるかと思います。それだけではなく、処理が速い人の手元なんかをみてみると参考になるのではないでしょうか(宇宙人級に速いのは参考にはならないと思いますが…)。
さらに別の視点として、一つの問題に対してかける時間等については思い切りよく「これは後からでもいける」「この問題は文章を読みながらでいける」と判断を下しているように思います。他にも、計算処理や簡単な処理等について引き出しを多く備えておく、工夫点を見出そうとするなど速度を上げていく手段はかなり多く存在するように思いました。

まとめ

さて、ここまで処理力について書いていきましたが、もちろん勉強をする上でなんでも処理力志向でいくのは、学問としてはお門違いかもしれません。しかし、社会に出てから(自分が言えることでもありませんが)や学校や個人的な仕事等、処理の素早さが競争力を担う柱になっていくことは十分あり得ることでしょう。この受験という1段階においても高い処理力を要求してくる試験も往々としてありますので、自分の実力を上げていくのもそうですがこちらにもたまには目を向けてくださいね。

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