受験体験記

俺の受験期はいかがなものか 4.高二編

ryu.です。
散々書こう書こうと思っていた記事ですが、尽く先延ばしにしてしまった挙句こんなに遅くになってしまいました。大変申し訳ございません!!
今回はちょうど真ん中の高2の頃に何をやっていたかという話を細かくしていこうと思います。最初にさっくりと言っておくと、正直この時期は軽く調子に乗っていたところがあると思っています。ですから高1編から高3編までのなかで一番よくわからないのではないかと思っていますがみていきましょう。

高二上がりたて:この調子で意気揚々、だが余裕にゃまだまだ時期尚早

高校分野を取り組み始めてからグンと成績が伸びてきた高1の流れのまま高2に突入していきます。この時点で数学2Bまではある程度履修を終えており、英語と国語に関してもある程度のレベルまでの読解には苦労しなくなってきている状態です。もしでもちょこちょこ第一志望で「A」の文字が散見されるようにもなり始めていた時期ですし、偏差値も80程度に乗るようになっていました。実力的にはだいぶ力がついているように感じられていましたし、正直余裕も出てき始めたかなと思っていた次第です。とはいえ、基本的に勉強態勢は変わらないですが。

始まる理科、完全に未知のこと

しかし、2年に入ってから変化したことも多々あります。まず一番大きかったのは理科の存在ですね。
自分が通っていた学校はそのカリキュラム的に基礎無し理科を2年次から開始することになっており、尚且つ物理に関しては基礎すらここから習得するという感じです(1年次には生物基礎と化学基礎をとっていましたが、いずれも定期テスト前に復習をしていた程度)。もちろん英語や国語はおろか、数学とも勝手が違いますし最初のうちは物理も化学も理解に相当の時間を必要としていましたね…。
これに乗じて他の教科(英数国)に割ける時間も1年の頃に比べて減少してきますし、学校の進度ペース的にも自分がもともと目指していた速さに及ばない危険もあったので独力で進める部分もありながら、という感じだったので尚更のことでした。もともとは2年の間に理科の基礎はあらかたまとめ終わる計算でしたが、完全に目算を誤っていましたね。別に早めを想定していた分、そこまで大事にならずには済みましたが…。

英語は一抹の危機・焦燥

そして模試で高スコアを叩き出せてるとはいえ、個人的にはこの時期に英語のことを結構気にしていたと思います。模試や問題によって点数の振れ幅が大きいですし、東大の二次試験にも必ず出題されるリスニングや英作文といった読解以外の部分を全くやっていなかったというのもその理由の一つです。それに加えて、自分が通っていた地方の塾の英語の授業ではかなり難易度の高い読解・和訳の文章(東大京大一橋クラス)が題材として扱われていたのですが、それがまあ読めないったらありゃしない。あまりに違う勝手に多少焦りもしながら高2を迎えたという感じになっていますね。

趣味でQOL日々向上

そういった不安こそありましたが、趣味や好みとして様々なものに手を出すようになっていったのが一番大きな変化だと思います。というか今までが見た目や勉強以外の大衆流行しているものに無頓着すぎていただけなのですが…。中学の頃にはマンネリ化して嫌々通うようになってしまっていたピアノも再度始めようとなってきましたし、『約束のネバーランド』や『ソードアート・オンライン』を皮切りに漫画や小説(SAOはあくまでラノベですが小説を読むとっかかりにはなってくれました)にもハマりだしました。
勉強に打ち込むようになった頃に勉強以外のことにハマり出すというのはなんとも逆説的ではありますが、受験勉強ばかりに精を出し過ぎていてもガス欠になるだけですし現に自分の周りを見てみてもそういった人達は数えてみても雀の涙ほどでしょう。ストレスを適度に発散するという意味でも勉強以外に何か自分が打ち込める/楽しいと思えるようなものを備えておくといいかもしれませんね。

高2から夏にかけて

さて、ここまで見出しでしょうもない韻踏みを披露してきましたが、この時期にやっていたことについて詳しく各教科それぞれについて触れていきます。
まず数学についてですが、数3が授業の方でも本調子で進んでいたので、それに伴ってFocus Goldを進め、数3以外の分野については1対1対応などで基礎を今一度確認しつつ私にとっての受験数学のバイブル『ハイレベル数学の完全攻略』に手を出そうかとなっていた頃です。実際に手を出したのはもう少し先の話なんですけどね。
さらに英語に関しては引き続き読解の練習です。1年の冬ごろから始めていたポレポレ英文読解による解釈の強化がそろそろ仕上がってきたということで、さらに高度な文章に触れるために『英文問題精講』を、そして長文の読み方を学びつつ様々な問題形式に触れるためにも東進のレベル別やハイパートレーニングの続編等をやって伸ばして行きました。本来であれば、東大を考えている人であればこの辺りから何かしらリスニングの対策を進めておくべきでしょうが、自分はまだやっていませんでしたね。正直、このリスニングの時期に関してはどう考えても遅かったです。模試のリスニング程度なら正直どうにかなってしまっていましたからね…。
そして、だんだんと国語の頻度が減り、それが徐々に理科の基礎固めへとシフトして行きました。当然、それ以外にも数学や英語の時間がそちらに消えていったりもしましたが。詳しいことは上で述べた通りです。

夏にあった絶好の体験

そして夏休みに入るのですが、ここでかなり大きな転機となった出来事があります。駿台予備校主催の「箱根セミナー 東大コース」です。おそらく高1高2の頃の駿台模試で高い点数を取っていて、かつ志望校欄に東大なり京大なりを書いていた人には招待状の封筒が届いた経験のある人もいるのではないでしょうか?実際に東大をはじめ、難関大に合格した先輩や同じような目標を持った仲間と一緒に数日間過ごしながら勉強・講習に臨むという企画なのですが、正直に言ってこのセミナーには勉強の内容以上に大事なことを得られる場でもあると思います。割と誇張なしで。
自分も当初は軽い勉強合宿的なものを想定していたのですが、自分の将来について今一度考えたりさまざまな境遇に置かれた仲間の意気込みを直に触れたりなど、受験勉強において大きなモチベを作るにはもってこいだと思いますよ。
特に地方の高2・高3生で周りにモチベの高い人がいなかったり自分の進路に多少の迷いが現れてしまっている人、そして普通に受験勉強を日々頑張っている人は参加を検討してみてください。期待以上の何かは得られる筈です。夏と冬(春だったかも)の二回、高3および高2の人向けに開催されています(今年は例のパンデミックのせいでなかったようですが…)。ちなみにこれに関しては別の方で参加した方がブログyoutubeで紹介なさっている動画がありますので、そちらを是非参照してみてください。

夏を抜けてから後、受験全体の後半戦へ突入

さて、駿台の宣伝みたいになっていましたが、その転機のセミナーから帰還して夏休みが終わり、いよいよ受験自体が後半戦に突入するタイミングに差し掛かってきました。いろんな境遇・経験を持った人に多大な影響をもらってモチベも爆上がりする中、いよいよここからは英数国はさらに実戦的な内容へ、そして理科や地理の基礎履修も引き続き進めていきます。

数学に関してはようやく全範囲の基礎が終わり、夏までには出し惜しみしていたハイ完へ突入していきます。最初はあまりの難易度差に打ちひしがれる毎日でしたが、めげずに進めていきます。殊に数3に関してはレベルの高い問題でも「はいそれ知ってないといけないやつ〜」みたいな問題が多くて萎えてしまいますよね…。そしてこれを複数周確実に解いて、冬も佳境に入る2月ごろかに上級問題精講へと戦場を移していきます。

そして英語ですが、いよいよ読解の練度も十分に上がってきたかというところで英作文やリスニングに腕を伸ばし始めます。というかそろそろ始めないと間に合わないのでは?と思ったのでね…。『英作文のストラテジー』を使って基礎的な表現・例文をインプットしていきつつ、日本語にない英文固有のクセについても理解していきます。そしてリスニングの方は授業でセンター向けのものをやりつつも自分では東大受験生御用達『キムタツリスニング』の赤いやつを使ってリスニングに徐々に触れていきます。ただこの時期にも関わらずあまりに頻度が低かったせいで後々痛い目を見るのはまた別のお話なのですが…。

そして最後に理科ですが、変わらず基礎固めです。物理は重問を、化学は学校で配られたセミナーなどを利用して内容を頭に入れていきました。範囲についてですが、それぞれ

  • 化学:高2秋頃に理論化学終わり→1、2ヶ月で無機も終了→以後高3春ごろまで有機と高分子
  • 物理:基礎と基礎無し混合で進行/9月か10月頃まで力学→冬後半くらいに熱力学と波動分野がいずれも終了→電磁気と原子が続いて高3夏前あたりで終了(ペースを考えて力学あたりは全範囲が終わる前のこの辺りから名問等を進めている)

とった感じでしょうか。もちろんz会の話もありましたが、如何せん進むペースについていけそうになかったので提出期限は言うほど気にせずその都度範囲が終わったときに出すといった感じでした。

結果と模試

そして模試の結果としては基本的にA判定を維持しつつ、駿台模試でも偏差値87を取るまでになったり全統模試で全国順位一桁を取ったりします。高3編の最初の方にも書きましたが、高2までの模試に関しては正直自分で思ったより偏差値や判定が高く出てしまうものです。特に駿台模試の志望校判定や進研模試の偏差値などには注意が必要です。現状の自分の実力に満足しても構わないと思います(というかその機会がなかったらまじでメンタルもたなくなる)が、きちんと志望校までの距離を見据えておくことも忘れないようにしましょう。高2終わりの頃の自分はその面多少調子づいていましたからね…。
次回の受験体験記はセンター当日編を書くことになると思います。センター直前の時期に入る前までに楽しめる程度には仕上げておきたいと思いますので、ぜひ首を長くして待っていてください。

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