受験全般・メンタル面

受験戦略:科目の役割分担

ryu.です。
いざ大学受験という段になってやはり重要になってくるのが本人の実力はもちろん、その戦略です。Twitter上でも各模試や入試においてどのくらい各教科で点数を取るか宣言している人が散見されますよね。各科目の特性やその人の得意不得意によって取り方などが変わってくるので、それに応じてしっかりと点数の戦略を立てておくことがもちろん勝負の上でも、そして心理面においても重要になってくるはずです。
ただし、もちろん柔軟に本番の移ろう状況によって細かい調整は必要になるのは間違いありません。そして余裕を持った戦略立ても、です。人はどれだけ緻密に組み立てた状況でも実際にその通りに理想をなぞって遂行することなど普通に考えて不可能です。仮に数学が一つも完答できなかった、とか(自分のように)英語でテンパって想定より全然取れなかった、とかがあった時に諦めず、そして心を動かされずにモチベを保ち続けて挑むことが大事です。適した戦略立てがそのための一助となることでしょう。

余裕を持って目標点は見定める

目標の点数を決める上で、例年の合格最低点を目標にするのは私としてはお勧めできません。よく「合格最低点が取れれば良い」と謳っている教育関係者等々いらっしゃいますが、事実としてはその通りでも見定めるべき目標としては効力はイマイチだと考えます。人は計画立てたことも完全には遂行できないように、こちらも合格最低点を目標にしていてはそこに届くことはまず無いと思って良いです。これは受験直前に限らず、受験に向けて勉強している人全員に当てはまることでしょう。
補足程度にですが、私は当時東大理三の合格最低点(概算385程度)+40程度、併願の慶應医学部については一次通過最低点(概算310程度)+80〜100点を目標に据えて取り組んでいました。

各科目ごとの特性による戦略立て

英語(安定/取らないとキツい)

まずは英語。英語は点数を取れないことがディスアドになってしまう科目です。周りで受けている受験生の大半が概ね出来る、そして大学により帰国子女の割合も上がることに起因して上位の大学・学部ほど平均点が跳ね上がっていきます。
また、各大学によって出題の色がかなり異なります。例を挙げれば東大の要約やリスニング(一応他大にもある)や京大の和訳と英作文(昨年は傾向が変わったが)などでしょうか。そのため、純粋な英語力と共にその大学に適した戦略力もより高得点を目指す上では必要になってくることでしょう。

数学(不安定/そこそこ取れれば問題なし)

入試科目一で実力差が大きい科目であり、その割に全く点数が安定しません。問題の相性によってかなり点数が乱高下すると思われます。
この科目を得点源の大部分に据えている人はかなり要注意です。他の科目の得点具合が安定してくるので、数学で躓いた時にはどうしようもなくなってしまいます。そのため、
・その志望大学、学部に応じて最低限取るべき点数+αを目標点においておくことで、その辺りの点数は確実に確保する
・その時の状況により「そこから点数を伸ばせれば伸ばす」ことを考え、確実にその点数の確保を確認してからエキストララウンドに入る
と考えておいた方がいいかもしれません。

国語(安定/取れる人は取れる)

理系にとって最大の壁、国語です。これに関しては古文・漢文に相当の比重が割かれているのでもなければあまり差はつかないと思っていいでしょう。この二つに関しては取れた方がいいですが、結局のところ皆そう考えているのである程度取れれば差がそれほどつくという印象はありません。
そもそも正直なところを言うと、理系生はあまり国語に勉強時間を割かないでしょうし、ここでムキになって点数を取りにいくことを考えない方が良いのかなとも思います。

理科(ド安定/取れた方がいい)

最後に理科。これは点数の上下がほとんどないので、安定した得点源として十分に機能する一科目だと考えています。そのため高い点数を狙うべきでしょうし、取れる人は満点近い点数を取ってくるのが理科です。
合わせて注意するべきなのが、苦手・手薄な範囲を作らないようにするということです。いくら理科が安定するとはいえ、一回の問題における出題範囲は科目の全範囲に比べて当然狭いです。すると、手薄な範囲が出た際にはそれだけで他に差をつけられてしまうことになります。特に最上位の大学を受験する方は科学オリンピックの出場者などがわんさかいることを加味すると、局所的な部分まできちんと、かつ高度なレベルにまで押さえておく必要があるでしょう。もちろんこうした大学に限った話ではありませんが。

最後に

ここでは受験の瞬間にフォーカスを絞って話をしてきましたが、当然大学受験までの勉強における戦略立てを考える上でも同様です。こちらに関しては後の記事でも書く予定ですが、その大学を受験できるレベルに至るまでにはどう辿ればいいのか、どの参考書や授業を利用するのか、どの時期を目安にするのか等ある程度組み立てておくことをお勧めします。
また、最初に述べたように計画を立てたとはいえ柔軟に対応することや余裕を持って計画立てることも大事です。目標高く、心技体揃って余裕を持って受験に臨むことを目指して頑張ってみてください。

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