ryu.です。
自動車免許の為に教習所に通い出したりその他の個人的な事情があった関係で記事の更新が遅れてしまいました。今回はリクエストをいただいていた「休憩法」についてです。
はっきり言って受験勉強は苦役だと思います。将来を左右されるという重圧に加えて勉強自体もいつもうまくことがいくとは限りません。そのため誰彼問わずして受験勉強には憩いを必要とするはずです。しかしその憩いでさえ、勉強そのものが絆しとなり受験という大きな障壁に対する陰鬱な感情に支配されることも少なくないでしょう。「憩い」とは心体が休まることであり、これを実現することも努力する上では大切ではないでしょうか。
個人的な休憩のスタイル
とは言っても自分としては計画的に毎日勉強計画を立てるような人種ではなかったので、その日の勉強で何をやるかやどの時間に何をやるか等に関してはその日の行き当たりばったりであったわけです。その為、休憩に関しても自由奔放にとるような感じでした。とはいえ、勉強との兼ね合いも無視していたわけでは当然ありませんし、その場にあった休憩を常に取るよう「にはしていました」。もちろん、怠けてしまうこともありましたがね(笑)。
とっていた休憩を大きく二分すると、「比較的長時間とってガッツリ休む」パターンと、「チョビチョビ短時間で休んでいった」パターンの二つがあります。いずれにも適した休憩方があると思うので、自分の持論などを交えつつ書いていきたいと思います。
長時間休憩
こちらはどちらかというと「休憩」というよりは「気分転換」と言った方が近いですかね。気持ちを一度勉強から切り替えて自分の趣味などに熱中する時間に当てていました。基本的に1時間から2時間程度、多い時はその何倍かくらい取るときもあります。それはもはや休憩なのか怪しいですが…。その性質上1日に何回も取れるようなものではありませんし、そもそも毎日取るものかどうかも怪しいです。しかしながら、勉強を続けていく上ではそれなりのモチベーションを保つことが重要ですので、何か自分なりの趣味を持っておくことは十分にその一助になることでしょう。自分の中では主に音楽やゲーム、読書や漫画などがそれでした。他にも人によって運動やスポーツ、その他個人的な趣味等色々あると思います。ちなみに自分の同期の人に話を聞く限りだと、サッカーやバドミントン、そしてマジックや作曲・小説執筆関係など様々なことを人並み以上にできる人も多いですので、(あくまで自分の経験上ではありますが)勉学に長けている人もそれだけではない人が多いです。
短時間休憩
続いて短時間の方。こちらは本当の休憩、というか少しの間だけ体や心を休めるための時間でした。この時間では上ほど込み入ったこともできませんので、基本的には仮眠や友達との駄弁り等に当てていました。毎日、勉強を1〜2時間程度やった後に10〜15分程度そうした時間を何回か挟んでいくというのが日常でした。1日に取るペースとしてはこちらについては3回程度ですかね、あまり休憩回数を数えたことはありませんが…。学校の休憩時間等がこれに近いでしょうし、普段の授業の質などで憂鬱になっている方や疲れてしまう方も少なからずいると思いますので、これでなくても友人など人との交流というものは非常に大切であるなとつくづく思います。
合わせて補足など
こうして色々とある休憩方法ですが、気をつけていたポイント等がある部分について最後に自分なりに書いていきます。
まずは休憩の定番?である仮眠。仮眠にとって最大の敵は寝過ごすことです。非常に恥ずかしいことに、東大の春学期中もこれでやらかしかけたことが何回かあります。仮眠についてはもちろん寝過ごすといけないので事前に友達に「15分たったら起こして」などと自分は頼んだりしていましたが、実際にそれがいいかと言われるとかなり微妙です。机でよくない体勢で寝ている上に寝ている時間も短いので寝起きはあまりよくはなかったですね、懐かしい。仮眠についてはどちらの区分に充てるかもだいぶ怪しいですし、そもそも仮眠をするくらいならしっかりと夜間に寝ておくのがベストでしょうしね。
続いては音楽を聴くのについて。よく勉強中に音楽を聴いて行うのはどうかという議論を見かけますが、個人的には場合によって使い分けていくのが大事かなと思います。自分は、数学や理科等の勉強中にのみ集中できるような無歌詞の落ち着くような音楽(ジャズピアノなどこの類)を、そして休憩中には明るい曲や自分の好きな曲を聴いて一緒に歌ったりするなどしていましたね。英語や国語に関してはそれ自体にかなり集中しないと自分は考えることが散漫になってしまったのでその間は音楽を聴くことは控えていました。また勉強中に激しめの曲やノリノリの曲を聴いていては勉強部屋がカラオケボックス状態になりかねないので程々に、といった感じですかね?
最後に
受験に向けて勉強に追われている人も多いことでしょう。ですが、苦痛なことを毎日続けていては持つものも持たなくなってしまいます。「鬱病」といった精神的な病弱性やそれを助長するような現在のネット/リアルの社会の中ですから、自分自身の身体・精神状況にはよく注意を払って挑戦を続けて欲しいなと思います。その為にはもちろん休憩などの気分転換も大事ですが、一番はやはり勉強そのものに対して前向きになれるよう色々と工夫してみることではないでしょうか。
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