俺の受験期はいかがなものか 5-1.センター試験1日目編

受験体験記

ryu.です。

Merry Christmas !!!!!!!
まあ今日はクリスマス当日なんですけどね〜(大蛇丸風)
今年も自分のところにはサンタさんがプレゼントを届けてくれました。しっかり包装まで毎年拵えてくれて…本当にありがとうございます!!

今年もとうとうこの時期になってきましたね。センター試験から名前こそ変わってしまいましたが、おそらく大体の受験生にとって最初の関の山になることであろう共通テストがあともう少しのところまで控えています。その中でなんとなくどんな雰囲気なのかなど感じ取ってもらえれば幸いです。なんだかんだ自分の体験記がここまで遅くに投稿することになってしまったことは申し訳ありません。

さて、センター試験といえば毎年何かしら問題児が問題文中に湧く事でなかなか有名です(一番印象に残っているのは一代前のリスニングの果物・野菜マン達)が、自分が受けたとしもなかなか勢揃いだった気がします。ちょっと調べて懐かしいなあと思ってしまいましたが、意外にも試験中はそれを気にしている余裕があまりないのか問題として処理する脳しか働いていないのか、あまり問題を解いている途中は印象に残らないんですよね。後から見ると馬鹿ほど頭に残るのに。なぜなんでしょうかね。

センター試験1日目 1月18日(

本人たちの名前だけ隠せばいいかと思い撮りましたが、流石に本人たちもぶり返されるの嫌でしょうし全モザイクにしてしまいました。ごめんね!!

いよいよセンター試験本番、ということで前日にきっちり体調を整えて用意も済ませ、万全の態勢で試験会場に向かっていきます。氷点下に等しいような温度の中、同級生と電車で合流しつつ話を交わし、途中で先生や後輩たちから激励の言葉とお菓子をいただきました。1年前にふざけつつも先輩たちの応援をしていたのも懐かしく思えてきました。お菓子もたくさんもらい過ぎて何をしに来た人か分からなくなったりもしましたがね(笑)。待機所で他の高校の人もいる中、担任からもらったレゴブロックのグミ(これ)が状況からも頭おかしくて身内でクスクス笑っていたのはいい思い出です。

特に当時後輩からカイロと一緒にもらった応援メッセージは物凄く嬉しかったですね。二次試験にも持っていきましたし、1年近くたった今でさえも全部大事にとってあります。当時の後輩たちにこれ見られてたら恥ずかしいな…。

地理B / Geography B : 94pts

いよいよ本番一発目。削ってきた鉛筆の確認や受験票に本人確認済みのシールを貼り付ける作業を難なくこなし、試験に臨んでいきます。ちなみに点数は上に書いてある通りなのですが、当時の目標点は85点超えでした。最悪65点とかいう想定もしていましたし。センター大成功のかなり大きな要因となったわけですが、初っ端からペースメーカーになってくれて助かりました。

ちなみに地理のスタート直後ですが、人生を決める試験の火蓋が切って落とされたということで平常心を持ち続ける意味で、開幕1分程度瞑想か何かに入る時間を取っていました。自分の学校の先生もやっていた方法ということで、自分は今までの模試などでも開幕は心に余裕を持たせるために会場の様子を俯瞰したり(キョロキョロすると不正行為になるので注意)数十秒程度瞑想に耽ったりしていました。意外に結構心の整理もつくので緊張でどうしようもなくなってしまいそうという人はやってみてください。また、テスト中に気をつける点を直前に各教科確認できるように、事前にメモ等を作っておくことをお勧めします。2日目のページの方で一応掲載しようと思います。

問題の解き進め方としては、過去問通りの順番で特に滞ることなく解き進めていき、35分程度で一周した後に後回しにした問題を拾っていくという感じでした。今年は例年より多少難しい問題が出た印象こそ初めに残りましたが、きっちり正解が確定できる問題も多かったのもあってそこまで心配になることはありませんでしたね。やはり自分にとって難しい問題は印象に残りやすいのでしょうか。直後の東進の解答速報でも「やや易化」と評されていたと思いますし。個人的に取りにくいと思っていた第3問や地域によって左右される地誌の辺りが解いていて感触が芳しかったこともあり、それなりの結果を出すことができたと思います。

そして自分もびっくりしたのが、地域調査の第6問でガッツリ地元が出題されたということですね。県が一緒というだけで正確に言うと完全に一致はしていないのですが、思わず「地元!?!?」と問題冊子に書いたことを覚えています。難易度的に地元だったから有意に点数が上がったとは言えなかったですが、やはり解いていて多少面白かったです(なお第6問は0ミス)。

国語 / Japanese : 177pts

不安要素であった社会を無事に終え、軽く昼食を食べながら友達と軽く感想を語ります。1時間前から来ていた文系の友達とも合流して「今年の問題難しくね〜?」「あいつ日本史満点行ったかもとか言ってたぞ」とか喋っていました。やはり仲間が試験会場にいると心強いですね。うちの高校は特殊(なのか?)で、進学コースの人は卒業試験がセンターに代替されているので既に推薦で進路が決まっている友達が来ているのですが、彼らともちょいちょい世間話をしつつあまり心の中でプレッシャーを作ることなくいられたというのはとても大きいです。

さて、いよいよ第二関門の国語です。目標は170点台。基本的に解く順番は「評論→古文→漢文→小説」で決めており、評論で満点を取りつつ古典で安定して稼ぎ、小説はまあ…うん…といった戦法です。小説で安定して点数取れる人頭おかしいよね。国語はかなり時間的に切羽詰まりやすいのである程度は諦めも肝心ということは覚えておきつつ、取れるところを確実に解いていく方針です。

今年の問題は何度に関してはそこまで大きく例年より乖離している等の差こそありませんでしたが、共通テストを意識したような現代文の問5や、久しぶりの漢詩や問題中の絵が登場した漢文など、傾向が変わってきてるか?と言った印象だったのを覚えています。のちにこのセンター試験を振り返ってみたときに今年は「易化/難化」というより「変化」と言った方がいいかもしれねえ、と言っているのですが、それを最初に感じたのがここです。もちろん漢詩自体対策していなかったわけではないですし、普段若干の事故が生じやすい古典がしっかりと解けたので納得のいく結果で終わらせることはできましたが。

ただやはり小説は解けない。結果的に語句問題含めて3つ間違ってました。解いている途中にも難しい印象がこびりついて時間もかなり使いながらも苦戦していました。全体の結果は評論/小説/古文/漢文で45/32/50/50と、合計で目標点にはなんとか到達することができました。

英語 / English Reading & Listening : 190 / 42 pts

さあそして1日目最後の英語です。正直なかなか疲弊感が凄くかなりしんどいなとは感じていたのですが、ここでしっかり集中しよう、と。英語は受験においての要の科目ですから、ここはしっかりと押さえて得意科目の集中している2日目にいい形でつなげていければといった感じです。

戦法としてはドストレートに最初から解いていく…のでは無く、自分は「発音・アクセント(第1問)→読解(第3問〜第6問)→文法(第2問)」と言う謎の順番で取り組んでいました。そして読解では基本的に点数を落とさず、落とすなら文法か発音・アクセントのところという感じです。正直読解は一問一問の点数が大きくて下手に間違えられません。これは単純に自分の中でやりやすい順番だったというのが大きいですし、この科目に限らず対策の段階で問題を解く順番やどういうスタンスで取っていくかを構築しておくのは非常に大切だと思います。たかがセンター(共通テスト)と侮るなかれ。

そしてスタート直後、この順番通り解いていきます。例年より発音・アクセントの問題が単純で、これは満点の可能性ワンチャン!?とか思っていたのも束の間。第3問Aの削除文の問題が3問全部マーク同じになったり(結果それで正解だったのだが)、読解の第6問で一つ完全に分からない問題に遭遇してしまいます。センターあるあるですよね、2択まで絞れてるのにどっちか分からないみたいなやつ。結局運頼みにマークして見直しを済ませ、まあ最悪間違えてても194点だし良いかと思い、筆記はやるだけはとりあえずやったということで終了します。

そして直後のリスニング。これがマジで鬼だるい。まず異様なほどに準備に時間がかかる。試験自体は30分程度なのにリスニングに相当な時間が割かれており、今まで解くのに頭が精一杯だった後にこの暇の多い時間が来ると余計疲れてしまいます。ご飯を食べてる間にちょっと時間を開けると満腹感が増して胃のキャパが減る、みたいな感じです。本番のリスニングはICプレイヤーを用いて行うのですが、これに関しては一度センター型の模試を解くなどしてどんな雰囲気なのか知っておくと本番で緊張しなくて楽です。

そして肝心の問題ですが、これがどうも不安になる問題が多くて解いてる途中から困ってしまいます。最悪東大を受けるにはセンターのリスニング点は必要ないのでいいのですが、二次試験にリスニングが控えているのでどうにもまずいかもという状況。題材を楽しむくらいの余裕(開幕のパンダ和んだよね当時受けた人!)こそありましたが、やはり全部をカバーするくらいの余裕を持つのは厳しかったです。結果としては42点。東大受験生としては惨敗と言わざるを得ません。残り1ヶ月程度の大きな課題になってしまいます。

1日目、終了

こうして一日目が終わり、なかなかの手応えと共に今日の感想を語らいながら、降る雪を踏み締めて帰路につくのでした。帰路の途中で東進の解答速報をちょっと覗いてみようかとなったわけですが(もちろん明日のモチベに関わるので特定のやつしか解答は見なかったし、帰る途中は皆もいるから総評のページだけ)、若干難しかったような地理Bの解答速報を見て「え、やや易化ってマジ…!?」となったことや、友達が「英語満点きたかも」「国語こいつ採点したら190点くらいだとよ笑笑笑」「マジか頭おかしいなお前ら」とか会話していたのを覚えています。…国語190点って何?

そして家に着いてからは今日の反省をしつつ明日に向けて体調を整えます。一切追加の勉強はしたりせず、忘れ物をチェックした後に早く寝ました。

ここで補足を…

最後に一点だけ。英語の件で最初に書いてある点数は結局190点であり、その内訳についてちょっとだけ補足を。

寝る前に英語だけどうしても気になったのでそれだけ家に帰ってから自己採点をしたのですが、どうにも試験中に気になっていた第6問の表題選択の問題(6点)は間違えていました。まあこれは仕方ないとして、これ以外に文法の並び替えで一問間違えていました。解いている当時は全然気づきませんでしたが、超絶初歩的なミスです。あまりに恥ずかしいので戒めとして具体的に紹介させてください。

センター試験 2020 英語 第二問C 問3(4点)

Peter : It might rain this weekend, so I wonder if we should still have the class barbecue in the park.
Hikaru : Yeah, we have to decide now whether to hold it (   ) ( 22 ) (   ) (   ) ( 23 ) (   ) until some day next week. We should have thought about the chance of rain.

① as  ② it  ③ off  ④ or  ⑤ planned  ⑥ put

答えはもちろん「バーベキューを計画通り実行するか延期するか」なので” (〜 to hold it) as planned or put it off (until 〜) “となるのですが、何を寝ぼけているのかput off itという今どき初学者でもやらないようなミスをここでしてしまい、一晩悶絶していたのは鮮明に覚えています。親に「センターの英語でNBAの話題が出てたよー」とか「珍しく漢詩出たんだよー」とか言っている場合じゃないっての!!(一応ですが、副詞を交えた動詞句の目的語が代名詞となる場合にはその代名詞と副詞の順番が入れ替わるというルールが存在します。英語学習者なら誰でも知っているはずですよねこんなの…大学のクラスの皆でBBQやりてぇ…)

皆さんも本番は何があるか分からないので、こうした初歩的なミスや勘違い等には非常によく気をつけてください。マークミスを初めとして、こうしたミスは後々まで尾を引くので、この恥ずかしい例に限らず自分のことかもと思って気をつけてください(笑)。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP