ryu.です。
受験までに大雑把に大体どのくらいのペースで進めていくべきかなどを皆さんある程度決めて勉強をしているかと思いますが、意外にその計画を立てるのって結構難しくないですか?きちんと立てたつもりが意外に余裕無くなっていたりとか、計画通りに行かなくて心理的にモチベがどんどん下がっていく、みたいなことも結構見ていると多いように感じます。
今回は私が受験までに大体どんな感じで計画を立てていたか等を見つつ、計画立てとはそもそもどんな感じでやる方がいいのか、自分なりの考えを書いていきたいと思います。私としては自分はこれまでに学校や地域柄、先例に倣うという行為が困難だったため一人で全て最初から最後まで計画を立てていましたので、かなり参考にはなるかなとは思います。(ただし自分の計画というか勉強スタイルをそのまま鵜呑みにして自分の計画に適用させることのないように!!!)
-1ページ目-
・自分なりの計画
・計画を立てた当時の自分
・誤算も当然あった
-2ページ目-
・勉強計画を立てる上で
・短期・長期の両目線で
・余裕を持って
・戦術と同様に計画も流動する
・最後に
自分なりの計画立て
まず最初に私の話をしましょう。あくまでメインの話題は「計画を立てる」段階なので、私が実際にどう辿ってきたかは(最後にちょこっとだけ書きますが)ここでは重要視しないことにします。その辺りについては私の過去の記事集を見ていただければいいと思うので。
計画を立てる中学卒業後の自分
スタートは高校に入るタイミング、それもどの教科も高校範囲を始めるところで、ゴールとしては東京大学を目指している、と。細かい話、一番最初の段階では東京大学というより旧帝大医学部を目指していましたが、選択肢を増やせるだけ増やしておいた方が良いということで理三をとりあえず目標にしていました。この辺の知識の甘さも地方出身っぽいですよね(笑)。
そうなった時に、勉強の基本として「基礎→応用」のいわば定石的なところがありますから、基礎と応用に全体の時間の半々を使うことにします。さらに学校のカリキュラム的にも塾の先生の提言的にも理科はひとまず後回しにして、英数国の定着を高一の時にあらかた行おう、と。ですが数学は範囲が多いので高2の半ばくらいまで延長しつつ、理科の基礎固めも高2の頭には遅くても始め、全範囲は高3に入るまでには済ませる。あとはひたすら演習に使おう、と。長期的に見たらこんな感じの計画を中3の終わり、高校入学準備の段階くらいで立てました。要は図にするとこんな感じですね。
そうするとこれで大体の見通しは立ちます。加えて、特に、各科目にはそれぞれ分野なりみたいな概念がある訳ですから、ここからはやってみないと比重も分かりませんし大まかに振り割ります。その中で、それぞれの科目についてあらかた調べるか先生の話を聞いて情報を得られると若干見通しが楽になると思います。自分の計画だとこんな感じですね。
- 英語…文法と単語は先決、それが定着したら英文解釈とかいうのと長文読解に入る感じ?ただ長文はもう少し後でもいいか?そこまでの基礎が定着したらリスニングと英作文を強化しよう。
- 数学…これはもう難しいこと考えずに数学1A、数学2B、数学3で綺麗に3分割しよう。
- 国語…古文漢文の単語と文法・句形と現代文の語彙みたいな暗記っぽいところを最初のうちは重点的にやろう。早めにその辺やって読解に入るのはその後でいい。
- 理科…難しいこと考えずにこの辺は後回し。順番通りやれば大丈夫でしょ。
それを踏まえるとこの時点の計画としてはこんな感じでしょうか。当時の自分の記憶でもこんな感じになっていたかと思います。
誤算
しかし、当然そこまでうまく事が進んでいくわけがありません。
まず一番大きかったのは理科の基礎固め。これが予想以上に範囲が多く、他の教科にも回さないといけないので結局高3の6月くらいまでもつれ込んでしまいました。まあこれについては上の計画の段階で見通したっていなさ過ぎたことが原因だと思いますが、正直何も知らない段階だったのでこれは無理です…。
もう一つは英語ですね。塾の先生から色々話を聞くに予想以上に英語は進捗、というか成長を産むのが時間がかかるということが次第にわかってきたので、予定よりもだいぶペースアップして基礎を定着させないと、ということになりました。それで若干計画を練り直したのですが、読解のレベル上げに時間をかけ過ぎたためか、どうもリスニングと英作文に身が入らず結局この二つについてはかなり対策が遅れてしまったように思います。
数学と国語についてはあらかた予定通りでしたが、上の二つを含めて細かいところで色々トラブルがあったり伸び悩むなどして結構辛い思いをした記憶がありますね。
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